2010年02月02日

念願の大幽


みなかみ町はエリアも広く、まだまだ行けていない場所がたくさんあります。

その内のひとつが藤原にある大幽(おおゆう)ですが、冬の寒い時期に「氷筍(ひょうじゅん)」が見られます。

氷筍とは字の通り、氷が「たけのこ」のように地面から生えているように見えるのです。

昨年からどうしても行きたいと思い、知人のアウトドア会社社長とスケジュールを調整していましたが、なかなか合わずに昨年は断念していたところでした。

昨年のことを覚えていてくれたアウトドア会社社長「ノリさん」がさそってくれ、本日若女将と共に念願の大幽に行ってきました。

大幽へは、まず宝台樹スキー場近くの駐車場まで車で行きます。
当苑からは、約30分強の場所です。

そこからは徒歩。
西洋かんじきとよばれる「スノーシュー」を履きます。

大幽 2月_004(S).jpg


昨夜は天気も荒れていたので、天候も気になっていましたが、本日は絶好のスノーシュー日和。

スタート地点付近からは、遠く右の方に朝日岳、左の方に谷川岳が臨めます。

大幽 2月_014(S).jpg


スタート付近は緩やかな上り坂。
スノーシューは初めてでしたが、この辺りは歩くにも苦労はありませんでした。

大幽 2月_009(S).jpg


途中ガイド役のノリさんが、講義を始めました。
辺りにたくさん生えている「ダケカンバ」の皮をほんの少しはがして火をつけると・・・、

大幽 2月_013(S).jpg


ほんの少しの皮でしたが、雪の上でもしばらくの間燃え続けました。
雪の中で「暖」が欲しい時のサバイバル術です。

ちなみに雪の中では「低体温症」も怖いですが、体温が逃げるのは、@体A頭B吐息がだいたい1/3づつくらいだそうです。
従って体が冷える時は、衣服の胸元から息を体に向けて吐くだけでもだいぶ違うそうです。
これも、サバイバル術です。

朝日がまぶしく差しこんでくる木立の中の道。

大幽 2月_016(S).jpg


途中見上げるブナ林の樹氷と空気が澄んだ冬の青空。

大幽 2月_029(S).jpg


自然の中に身を委ねている感じがとても清々しいです。

ところどころで、ノリさんの講義。

大幽 2月_019(S).jpg


この木は「トチ」の木だそうで、枝先が少しネバネバするそうです。

このような講義のおかげもあり、約1時間20分の行程も短く感じられ、目的地の大幽まで残すところ最後の壁となりました。

大幽 2月_169(S).jpg


この壁を登りきったところに・・・、

大幽 2月_044(S).jpg


ようやく目的地である大幽の洞窟にたどり着きました。

いきなり目に飛び込んできた「氷筍」。

大幽 2月_072(S).jpg


とても神秘的です。

大幽 2月_085(S).jpg


洞窟の天井から垂れた雫が、寒さのためそのまま凍り、その凍った氷の上にまた雫が垂れて凍る。

これを繰り返して写真のような見事な「氷筍」となります。

ひとつポツンと佇む氷筍。

大幽 2月_104(S).jpg


こちらは、そのまま天井までつながってしまった氷筍。

大幽 2月_114(S).jpg


初めて見た世界で、とても感動しました。

ノリさんが仕事でガイドしたテレビ局の女子アナは、感動のあまり思わず涙したとか・・・。

息を切らして登ってきた苦労の先に見える別世界。
確かに感動モノです。

氷筍と白い山々が見える場所でお昼ご飯を食べ、名残惜しいですが帰途に着きます。

帰り道は、来た道とは別ルート。

というのも、ノリさんが簡易ソリを持ってきてくれたので、ルートを探してソリ遊び。

大幽 2月_183(S).jpg


アウドドアには、やはり遊び心が欠かせません。

帰りは、アレッもう駐車場?というくらい時間が経つのが早く感じられました。

雪原の向こうに青い空。

大幽 2月_148(S).jpg


またまた「みなかみ」の懐の深さを感じました。

途中あまりの寒さのため、カメラが不調(シャッターを押してもエラーになったり、AEBが作動しなかったり・・・)となり少しあせりましたが、若女将ともどもとても楽しく過ごせました。

ある本には、「仕事で疲れたとき、本当に必要なのは中途半端な休憩ではなくリフレッシュです。」と書いてありますが、本当に心が充実しました。

確かに天気に恵まれたことは大きいですが、自然の中で最高にリフレッシュができました。

本日ガイドしていただきました「ノリさん」が社長を務めるアウトドア会社は、「フォレスト&ウォーター」さんです。

http://www.fw-jp.com/minakami/

もちろん、春からはラフティングも楽しめます。
(という自分はまだラフティングを経験していませんが・・・)

自分もまだまだこれから「みなかみ探し」をするつもりです。

皆さんも毎日の仕事でお疲れのことと思いますが、ぜひみなかみにリフレッシュしにお越しください。




posted by 水上温泉/天狗の湯 きむら苑/若旦那 at 00:00 | 観光スポット
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。